ベータグルカンが多く含まれる食品

ベータグルカンは、キノコ類、パン酵母、大麦の全粒粉などに多く含まれる多糖類の一種で、水溶性の食物繊維です。

これらは古代より人間が経験的に摂取していたものの中に含まれているわけですが、その科学的な特徴などがある程度でも解明されたのは20世紀になってからのことです。

不溶性の食物繊維ということは、少なくともデンプンなどのようにはエネルギー源になることはありません。

ヒトの消化酵素では消化されず、従って小腸から吸収されることも無いと考えられるわけですが、もちろんそうではあっても生理学的な機能はあります。

一つは腸内での働きで、消化されることがない代わりに水を含んで膨潤し、便をかさを増やすとか水分を多く含ませることで排泄しやすくする働きがあります。

これだけでも十分な機能ということができますが、最近になって、免疫力を高めるような効果があることが次第に分かってきています。

多少なりともサプリメントについて調べたことのある人であれば、アガリクスとか霊芝といったキノコ類が例えばがんに効果を発揮するといった話を聞いたことがあるでしょう。

がんに効くというのはさすがに話が飛躍し過ぎているような気もしますが、一方で全く何の効果もないのであればこのような話すら出てこないと思われ、一定の条件下では何らかの効果があるものと考えても良いわけです。

消化されないというのはあくまでヒトの消化酵素での話であって、例えば腸内細菌の持つ酵素ではそうではない可能性もあります。